意見広告 新型コロナウイルスと鉄道5社6路線を考える 小田原市議会議員 川久保 昌彦
この記事が掲載される頃には、国内初の緊急事態宣言の成果が問われていると思います。ウイルスの脅威に日本全体で立ち向かっている最中「もし今大地震が発生したら?」と考えたことはありませんか。不謹慎な発言と批判されるかも知れませんが、ウイルスとの闘いが長期戦になることを考慮するとその可能性は否定出来ません。
小田原には全国に類のない鉄道5社6路線が通っています。平常時には恵まれた交通網ですが、大規模地震発生の際には重大な影響をもたらすこと、具体的には市内に新幹線車両を含む多くの乗客を乗せた何台もの車両が停車し、脱線事故やレールの亀裂確認等のため多くの踏切遮断機が降下したままになります。消防車等緊急自動車の往来、徒歩による避難所への避難行動等さえも確実に阻害されます。つまり、交錯する線路によって市内が数箇所に分断され、地震発生時の初期対応として重要な消火及び救助活動等が極端に制限されます。
市民の皆様が実践されているステイホームは、確実に自助(在宅避難)の強化に結び付いていること、そして飲料水や食料、衣類以外にも家族個々の常用薬、マスクやオムツ等の介護用品なども、消費期限を考慮し、1週間分を普段の生活の中で上手に循環させながら、自家用車内(燃料は常に半分以上)にも分散備蓄を心掛けて頂くよう、消防官としての経験よりお願い致します。
市内小学校等の避難所は、全ての要望や多様性等に応えられるものではないことを冷静に御理解され、避難所に行かずとも家族やペットと一緒に愛着と思い出あるわが家で災害を乗り越えられる自力を付けて頂くこと、このことは新型コロナウイルスとの闘い同様に多くの命を救うことにつながること、小田原の特殊な地理的事情のことを是非考えてみてください。(市議会3月定例会代表<関連>質問中継録画をご覧ください)
川久保昌彦
小田原市蓮正寺958-5
TEL:0465466483
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