神奈川県はこのほど、SDGsを普及促進するための取り組みを支援する「かながわSDGsパートナー」の第3期登録者(126者)を発表した。小田原市内から新たに2者と真鶴町内から初めて1者の登録があった。
SDGsとは、国際サミットで2015年に採択された国際社会の共通目標。30年までに、持続可能な社会の実現を目指し、地球上の問題を皆で解決しようというもの。県は、19年度から企業等がSDGs推進の裾野を広げることを目的に同パートナーを募集し、SDGs推進の目的や取り組み内容を審査して登録している。
第3期で新たに登録を受けたのは、(株)ダイドーフォワード(小田原)、(有)吉工(同)、(有)亀川石材店(真鶴町)の3者。(有)亀川石材店は真鶴町からの初の登録者。同店は1923年(大正12年)創業。本小松石を採石・販売している。同店ではできるだけ重機を使わず、石を叩いて仕上げる昔ながらの加工法を提案するなど、環境に配慮した取り組みも行っている。4代目の亀川洋社長は「SDGsの意義に共感を持った。中でも環境に対してしっかり取り組んでいきたい」と話した。
登録を受けると、県による取り組み事例の広報や企業・自治体・大学とのマッチング支援などが得られる。すでに小田原市内では8者、湯河原町内では1者が登録を受けている。
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