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漢方のお話【2】 マスクが不安、熱中症と皮膚疾患 東洋クリニックおだわら 沢野院長
Q.むし暑い日が続き、体調が乱れやすい季節になりました。
A.熱中症が心配ですね。コロナ禍で皆さんマスクを着用していますので、例年よりもさらに熱中症のリスクが高まっています。通常、吸気の酸素濃度は21%、吐気は16%ですが、マスクをすることで体内に取り込む酸素の割合が減少します。また、マスクの影響で皮膚疾患が増えています。可能な限り、30分に1回、1〜2分はマスクを外しましょう。
Q.熱中症の症状を感じた時に、有効な漢方はありますか。
A.熱中症は体内に溜まった熱が放散できず、体温の調整がとれなくなった状態です。体力が低下することで起こりやすくなります。疲労倦怠感や吐き気、食欲不振には「清暑益気湯(セイショエッキトウ)」が、体のほてり、口渇には「白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)」がよく用いられます。胃腸機能を整え、体に潤いをもたらし、自然治癒力を回復させることが大事です。免疫力を上げて、夏を元気に乗り越えましょう。
東洋クリニックおだわら
小田原市栄町1-5-17 ヘルスケアタワー6F
TEL:0465-20-4122
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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