小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2020年7月25日
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小田原市新病院建設調査特別委員会(大川裕委員長)が7月16日、小田原市役所内で開かれた。
委員は市議会議員で構成され、市立病院建て替え事業について、市の意思決定や事務の執行を監視・評価する。また建設基本計画の議決審査や、周辺環境整備など新病院にかかる取り組み状況の調査も行う。
5月下旬の市議会臨時会で設置され、実質的にこの日が初の協議。初めに市や市立病院の担当者が、新病院建設に関するこれまでの経緯や策定作業を進めている基本計画の構成、市立病院を取り巻く状況などを説明した。委員からは「新型コロナを踏まえ、基本計画では感染症対策にも備えるべき」といった意見や、基本計画作成支援で業務委託した企業の具体的な業務などの質問が上がった。
また今後のスケジュールも話し合われ、先進事例の研究として8月下旬を目途に、県内で市立病院建て替えを行った自治体職員を招致し、事業の進め方や基本計画の役割などを聞く方針も決められた。