神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

福祉の現場発 高級食パン 緊急事態逆手に開発進める

経済

公開:2020年7月25日

  • X
  • LINE
  • hatena
「これまでの食パンとの食べ比べを楽しんで」と向川店長
「これまでの食パンとの食べ比べを楽しんで」と向川店長

 素材や製法にこだわり「生」で食べても美味しいとブームになっている高級食パン。就労継続支援B型事業所のパン工房イースト(小田原市東町/(社福)小田原支援センター運営)にもこのほど、新商品となる高級食パン『極(きわみ)』が誕生した。

 懇意のカフェから打診を受け、看板商品である食パンのさらなる開発に取り組もうとした折、緊急事態下に入った。店は短縮営業となったが「その分ゆっくりパン作りに時間がとれた」と向川潤店長は明かす。「流行りというのもあるが今までにないパンに挑戦したい」と決意すること3カ月。小麦は北海道産「ゆめちから」のみを使い、湯種製法でモチっとした食感を実現。優しい甘みが特長の自信作だ。

 店では、障害があり一般企業での就職が困難な人たちが生産活動に従事し、成形や餡入れなどパン作りの大半を担う。4年前のオープン当初は不慣れな作業に戸惑いが見られたが「任せる作業も増え、やりがいを感じてくれている」と目を細める向川さん。『極』も、計量など仕込みの準備を利用者たちが率先して行っており「甘くておいしい。早く皆に食べてほしいね」と接客にあたる日を心待ちにしているという。『極』は一本税込み500円。8月4日(火)・5日(水)の4周年記念セールから販売を開始する予定だ。(問)【電話】0465・43・8515

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

商議所が合同入社式

商議所が合同入社式

21事業所124人が参加

4月20日

シネマ館で金次郎鑑賞

シネマ館で金次郎鑑賞

城北RCが市民招き企画

4月20日

相撲取って力比べ

参加募集

相撲取って力比べ

5月4日、早雲杯を初開催

4月20日

親なきあとを支援

親なきあとを支援

 ミニセミナー

4月20日

出馬予定者が討論会

小田原市長選

出馬予定者が討論会

小田原青年会議所が主催

4月20日

求む、纏の振り手

求む、纏の振り手

舞台は北條五代祭り

4月20日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook