小田原市に勤務する齋藤武志さん(54)と二見典克さん(同)のアマチュア音楽ユニット「ネコのブルースバンド」が7月23日、初のCDをリリースした。2人は1989年に入庁した同期で、現在、齋藤さんは秘書室長、二見さんは小田原城総合管理事務所の技術職員を務めている。
中学時代から歌や楽器に親しんできた音楽好きの2人は、10年前にユニットを組み、市内のライブハウスやバーなどで演奏を行ってきた。
CD発表のきっかけは、2年前にシンガーソングライターの「セノケン」こと妹尾研祐さんとの出会いから。2人が担当するFMおだわらの音楽番組収録中に、小田原に移住したばかりの妹尾さんが現れたという。
レコーディングは今年1月、妹尾さんの自宅のスタジオで行われ、齋藤さん作詞作曲の『空に』と、二見さん作詞作曲の『ハザクラ』、妹尾さんアレンジの『空に』を収録。価格は1枚1000円で、収益はすべてユニセフに寄付する。「世界中で困っている人がいる中、誰かの役に立てたら」と齋藤さん。FMおだわら、小田原姿麗人、スパッツ、ジーズキャフェなどで販売中。郵送希望は【メール】takezos35122@i.cloud.comへ。