小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2020年8月15日
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「小田原梅」の産地・曽我梅林一帯で、夏の風物詩・梅の土用干しが行われている。塩漬けした梅を3日間干すことで、梅の塩度と旨味が増し、保存性も高まる。
市内曽我別所の生産農家「和園」の川久保和美さんは8月6日、十郎梅の手返し作業に励んでいた。「今年は梅雨明けが遅く、平年より出荷量は少ない。十郎梅は柔らかくて美味しい品種なので、多くの人に味わってほしい」と話している。干した梅は3カ月ほど寝かせ、年明けごろに出荷するという。