小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2020年8月22日
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アテモヤの実（８月６日撮影）
小田原フラワーガーデンの温室ドームで亜熱帯果樹「アテモヤ」が結実した。７月下旬に１つ目の実がなっていることに職員が気付き、観察を続けている。
アテモヤは、世界三大美果のチェリモヤとバンレイシを掛け合わせたフルーツ。甘味が強く「森のアイスクリーム」とも呼ばれる希少品種で、夏に結実し、冬に食べ頃を迎える。収穫まで長くかかるのも特徴という。
同ガーデンでは昨年７月に開催されたイベントの中で記念植樹した。初年度は実はならず、今年初めて結実した。
職員の石田七緒子さんは「今はまだ４cmと手の平に収まるほど小さいが、成長すれば冬までに倍以上の大きさになると予想している。もう２つほど実がなりそう。大切に育てていきたい」と話している。
