旧片浦支所 惜しまれて、閉館イベント 有効活用を希望する声も

社会

掲載号:2020年9月19日号

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地域の物語が詰まった旧片浦支所
地域の物語が詰まった旧片浦支所

 小田原市根府川の旧片浦支所で9月12日、地域主催のイベント「ありがとう片浦支所〜1日限りの片浦文化祭〜」が行われた。

 旧片浦支所は1953年に片浦村役場として完成。木造2階建てで、建設費用の約75%を村民が担った。翌54年に小田原市と合併すると、市役所の出先機関として住民窓口が設置され、50年ほど前までは地域の成人式会場としても利用されていた。2019年1月にコンビニエンスストアや郵便局で証明書を取得できるようになると、行政事務の役目を終え、同年3月に閉館した。

 図書施設やステージも備え、地域住民の生活や交流の場としても根付いていた旧片浦支所。今年度中に解体が予定されているが「片浦のシンボルと言ってもよい素敵な建築物。願わくば、この先も皆に愛される場所でありつづけてほしい」と、地域住民からは有効活用を希望する声も多い。「せめて『ありがとう』『お疲れ様』と伝える機会にできたら」と、今回イベントが企画された。

 当日は、多くの地域住民が足を運んだ。展示された古い写真や備品、地域の人たちの作品を眺めながら「学校帰りに漫画を読みによく立ち寄った」など、懐かしむ姿も。60代の女性は「海が見えて本当に素敵な場所。なくなるのが寂しい」と話していた。

 実行委員の佐久間孝子さんは「自分たちが描く有効活用の姿をイベントという形で表せたらと思いました。片浦にしかない物語を伝える機会が創れたなら、とても意味があったと思います」と振り返った。

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