小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2020年10月3日
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車体に原画を投影する生徒たち
小田原城北工業高校デザイン科の生徒によるパッカー車（ゴミ収集車）のペイント作業が、９月23日から始まった。
パッカー車のイメージを明るくしたいと、１９９３年に（株）小田原衛生美化サービスの呼び掛けで始まった同活動。28台目となる今回は「魔女のおそうじ」をテーマに、街をきれいにする魔女をイメージした。
考案したのは２年生の山口優香さん。山口さんは自身の祖父が生前、秦野市内のパッカー車に魔女のデザインを描いていたことを祖母から聞き、「私も魔女にしよう」とデザイン案を提出。生徒による人気投票の結果、採用された。
山口さんは「採用されたことを、天国のおじいちゃんに伝えたい。ムラなくきれいに仕上げよう」と熱意を示した。
同社によると、今年はコロナ禍のためペイント開始が遅れたが、11月30日頃の完成を予定しているという。
