新型コロナなどの影響を受けている自治体や地域の少年野球チームを支えようと、さがみ信用金庫(秋葉勝彦理事長)が寄付を行っている。
10月2日には秋葉理事長ら同信金関係者が箱根町役場を訪問。昨秋の台風被害支援の思いも込め、350万円を届けた。融資に関する稟議を見て現地を視察したという秋葉理事長。「箱根はまだ台風被害の影響が残っている。少しでも地域還元できれば」と、山口昇士町長に目録を直接手渡した。同信金では支店を持つ各市町にもコロナ対策に対する寄付を届ける予定。
また同信金は主催する少年野球大会が昨季の台風、今季はコロナで中止になったことから、イベントに代わる地域貢献として、大会に参加予定だったチームに用具を寄贈する。
秋葉理事長は3日、小田原球場(市内東大友)を訪れ、一昨年大会優勝チームの狩野エンゼルス(南足柄市)に金属バットとボールのセットを届けた。渡辺大惺主将(福沢小6年)は「チームで共有して大切に使いたい。コロナが収まってもっと試合がしたい」と話していた。