小田原市栄町に本社を置くHamee(ハミィ)株式会社(東証一部上場)が9月30日、小学生向け見守りモバイル端末「HAMIC POCKET(ハミックポケット)」を発表した。子どものための音声通信ロボット「はみっくベア」に続くIoT商品の第2弾で、独自アプリを利用してコミュニケーションが取れる。アプリのダウンロードやWebの利用も可能な一方、保護者が利用状況や位置情報を確認できるので、スマートフォンを持つ前の「プレスマホ」として新たな市場の開拓を見込んでいる。
記者会見で樋口敦士社長は、子育てを通して気付いた防犯や、ネットが子どもに与える影響、スマホリテラシーの課題に触れ、「たくさんの小学生と親御さんに楽しみと安全安心を届けるサービスにしっかりと育て上げていきます」とあいさつした。
発売は来年1月を予定。現在、品質改善のための無料モニター1000人を募集している。モニターは端末価格税別1万5千円と月額基本料12カ月分(税別1万2千円)が無料。応募はインスタグラム@hamic_bear、10月30日(金)締め切り。(問)【メール】hamic.campaign@hamee.co.jp