(株)スズキ(小田原市延清・鈴木浩二社長)が、市立酒匂中学校にHydroAg+(ハイドロエージープラス)抗菌フィルムデスクマットを寄贈した。10月14日には鈴木社長が市役所を訪れ、守屋輝彦市長に目録を手渡した。
Hydro-は富士フイルム(株)開発のアルコール除菌商品で、除菌効果が持続する特徴がある。
デスクマットは、多くの生徒が使う音楽室の机40台に設置する。これに先立ち同校PTAの有志が、マットがはがれにくくするため机を研磨した。鴛海幸司PTA会長は「生徒がインフルエンザにならないことが大切。生徒たちの安全のため寄贈はありがたい」と感謝を述べた。
市は昨年度から全市立中学校で、インフルエンザ感染予防対策としてHydro-のアルコールクロス等を活用。その前年度、富士フイルムが市内中学に同商品の試験導入を打診した際、橋渡しをしたのが鈴木社長だ。
その打診に唯一手を挙げたのが酒匂中。鈴木社長は「(酒匂中が)前向きに取り組んでいただき、その後につながった。今回は感謝の意味もこめています」と話した。