殺陣の基本を学ぶワークショップ「サムライ育成プロジェクト」(主催・おだわら文化事業実行委員会)のオーディションが10月4日、小田原市民会館で開かれた。
同プロジェクトは、2018年と19年に実施した「殺陣ワークショップ」を発展させたもの。これまでは殺陣の体験にとどまっていたが、今回は、来年1月23日(土)にハルネ小田原で披露する完全オリジナルの創作パフォーマンスを目的に企画された。
オーディションには、市内外から32人が参加した。講師の合田雅吏さん、米山流殺陣術の米山勇樹さんらが、型稽古や自己紹介、セリフを交えた実技などを審査。10代から60代の計18人(男性7人・女性11人)が選ばれた。
自己PRでは、「自分が挑戦できる場を求めていた」「小田原の観光に役立てたい」と熱意を持った志望動機が語られた。主催者は「審査も議論が発熱し、予定より2人多い18人を合格者とした。令和の時代を切り拓く、サムライたちの活躍を期待している」と話していた。
合格者たちは、月3〜4回の稽古を重ね、本番に備える。