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水産盛り上げ策が続々 助成活用し消費喚起

経済

公開:2020年12月12日

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「GoTo商店街」に選ばれ準備に励むメンバー
「GoTo商店街」に選ばれ準備に励むメンバー

 新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込む水産業界を盛り上げよう―。市内の関係団体が国の施策「GoTo〜」など助成制度を活用し、それぞれに新たな購買促進策を打ち出している。消費喚起とともに、小田原ならではの食文化の振興につなげたい考えだ。

 小田原かまぼこ通り活性化協議会(田代守孝会長/以下かま活)と小田原地魚大作戦協議会(田川修三会長)が連携した「魅力アッププロジェクト」が11月「Go To商店街」に採択された。顧客からのアンケートなどをもとに厳選した水産品の詰合せを特設サイトで販売する取り組みだ。事業期間は2021年1月31日(日)まで。地元産品を中心に、イクラやカニなどの詰合せ(3万円相当)を1万円で売り出すほか、年明けからは鮮魚セットなど、販売時期に応じ内容も変わる予定。両者は「歴史やなりわいを知り、地元商品への愛着や消費喚起を促したい。安定消費で自立した好循環・地域活性につながれば」と狙いを語る。

 またかま活では、県の「商店街等プレミアム商品券支援事業費補助金」を活用し、30%のプレミアムがついた商品券を販売中だ。1300円の商品券(1枚)を千円で購入でき、小田原かまぼこ通りにある8店で使用できる。券は鱗吉・わきや商店で販売しており、なくなり次第終了となる。事務局は「お得な商品券はお客様の評判も良く、年末年始のお買い物にお役立てください」と意気込む。2事業に関する問い合わせは事務局【電話】080・9541・6914へ。

魚屋へ行こう

 小田原市公設水産地方卸売市場買受人組合(古川孝昭組合長)は魚屋に足を運び、地魚のおいしさを再認識してもらうと12月25日(金)まで「Gyo to魚屋」を展開している。水産庁の「水産物販売促進緊急対策事業」を活用したもので、参加店舗に来店・応募した人のうち抽選で300人に小田原の地魚詰合せ(1万円相当)が当たる。さばき方の解説書、有料で下処理をする魚屋リストも同封されており「おいしい食べ方を提案できる魚屋に気軽に足を運んで」と呼び掛ける。抽選は初市式の中で行い、1月10日頃から発送。詳細はhttps//odawara-seafood-fair.jimdosite.com

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