小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2020年12月12日
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湯河原町商工会女性部(石井妙子部長)は12月1日、寒くなる季節に少しでも暖かさを感じてもらいたいと、湯河原駅ホームの椅子に座布団を設置した。1997年から続けられている。
同部の役員は、55席に町の木でもあるツバキが描かれた青と黒色の座布団を、外れないように一つひとつ丁寧に設置して回った。
ミカンを買いに都内から来たという男性は「駅の椅子は寒くなると冷たいので、温かくて良いですね」と、座り心地の良さに笑顔を見せた。同駅の日向野博子駅長は「おもてなしの心遣いに感謝しています」と称えた。
座布団は2週間に1回交換、3月末まで設置の予定。石井部長は「おもてなしで始まった活動。湯河原に来て良かったと思ってもらえれば」と話した。