小田原をもっと元気に! 意見広告 デジタル推進とスーパーシティ構想 小田原市議会議員 宮原げんき
本市では昨年、デジタル化推進担当が設置され、デジタル化を推進したまちづくりを目指す事と、国のスーパーシティ構想への公募が示されました。12月の一般質問ではこれらがどの様に市民生活を向上させる可能性があるか調査し、具体例を挙げて問いました。
例えば会話ができない状態の脳血管疾患患者の救急搬送時、顔認証技術やビッグデータの活用により、かかりつけ医と常用薬の情報やご家族への連絡等、速やかに手術へ臨む事で命を守り、後遺症軽減も期待できそうです。また市立病院や市役所窓口では顔パスとキャッシュレス決済の導入により、待ち時間の大幅短縮が見込めるほか、駅が遠い地域ではAIによる自動運転デマンドバスにより、安価で融通が利く次世代交通手段の導入が望まれます。
グラハムベルが1876年に電話を発明して以降、スマートフォンの普及まで日々の暮らしは便利な発展を遂げました。様々な分野が進歩する一方で、今の技術に疎い方が取り残されない事も重要です。次のデジタル化社会は使い手を選ばず、誰もが簡便にその利便性を活用できるようにならなければなりません。
セキュリティや個人情報の保護など、懸念されクリアすべき課題もありますが、本市が市民生活向上の為にこの次世代型デジタル社会を目指す姿勢は大変喜ばしいものだと捉えています。
今後も市民の皆様の安心と利便性を考え、提言させていただきます。
|
|
|
|
|
|