新しい小田原へ 意見広告 新たな時代への一歩を 小田原市議会議員 大川ゆたか
新型コロナウイルス感染症拡大は、地域のつながりを改めて見つめ直す機会となりました。withコロナ、ニューノーマルを小田原らしく取り入れ、新しい時代への一歩を進めてまいります。12月議会の一般質問を報告します。
実態に合わせ防災見直しを
ここ数年顕著になってきた気象災害の激甚化などを踏まえ、実態に即した防災対策の見直しは急務です。小田原市においては消防本部と消防署と、自主防災組織と消防団等が連携して災害に対処しています。その中で河川等に対応する「水防団」の役割を消防団が担っています。消防団は受け持ち区域が定められていますが、河川においては流域ごとの区域を超えた活動が効果的です。また、近年は火災件数が減少しており消防団員の経験値低下が懸念されます。コロナ禍もあり昨年前半は団員の研修や訓練も中止されました。もちろん火災減少は良いことですが、市には「もしもの時」の対応力を保持するため、訓練の回数や実施方法などについて検討を要望しました。
城山競技場フィールドの活用促進を
城山陸上競技場のフィールドは、ラグビーW杯や東京オリンピック・パラリンピックに向けて2016年に芝の全面張替えが行われました。合宿で利用した豪州代表チームからも高い評価を受けています。一方で、芝の状態を保つための養生期間を5月ごろと10月〜11月ごろに設けており、この期間はフィールドが使えません。芝の保全は大変重要ですが、秋冬がトップシーズンのラグビーやサッカーの利用促進が図られていない状況も見られます。県内にある他競技場と比較すると養生期間が長く設定されおり、市には「適正な範囲での短縮」を求めました。
そのほか、本市職員のコンプライアンスについては、研修等を継続し職員の不祥事等の再発防止に努めることを要望しました。市議会もあらためて襟を正し、「市民のため」に今年も働いてまいります。
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