小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2021年1月9日
エリアトップへ
小田原城北工業高校デザイン科の生徒がペイントしたパッカー車(ゴミ収集車)が昨年12月に完成した。
1993年に(株)小田原衛生美化サービスの呼び掛けで始まった取り組み。28台目となる今回は「魔女のおそうじ」をテーマに、1、2年生約20人が9月から制作に当たった。例年、夏に約1カ月をかけてペイントするが、今回はコロナ禍の影響で、放課後に生徒たちが同社にある作業場に通い、3カ月半を費やして少しずつ作業を続けてきた。
同社によると、パッカー車は昨年末から運用が始まっている。デザインを考案した2年生の山口優香さんは「自分がデザインしたパッカー車が街を走り、多くの人に見てもらえると思うと嬉しい。学校から作業場まで通うのが大変だったけど、中途半端で終わらないで良かった。自分的に満足です」と話していた。