地域づくり 次は畑から 前市長 加藤憲一さん

コミュニティ文化

掲載号:2021年1月30日号

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 小田原市石橋の耕作放棄地で始まったワイン葡萄栽培の取り組み。この畑地でプロジェクト賛同者らと汗を流す一人が前小田原市長の加藤憲一さん(56)だ。

 昨年5月の市長退任時「農の再生」に取り掛かりたいと語り、直後から市内曽我と城山の畑地を借り受けた。「収穫野菜をイベントで並べたり、知り合いに購入してもらったり。市長になる前から農業に携わっていたので『帰ってきた』感じです」。日焼けした顔から自然と笑みがこぼれる。

 その一方、畑仕事に戻って気付いたのは市内農家の高齢化と荒れた農地の風景。これら危機感と、以前から漠然と考えていたワインづくりへの思いから動き出したのが「小田原ワインプロジェクト」だ。

 加藤さん含め6人のメンバーに加え、市長時代から付き合いのあった市民活動関係者らの協力を得ながら栽培前の開墾が進む。年末から始まった作業はクズ払いから樹木の伐倒など。「海が望める景色が開けたり、着実に進んでいることが嬉しい。二宮尊徳が話した『積小為大』を実感しています」。

 4月の苗木植え付けを皮切りに3年後の収穫、ワイン醸造まで目指す同プロジェクト。切り拓くこの場には農地や地域資源の再生に加え、多様な世代が集える場所やコミュニティとして機能させたいという思いも込められている。

 「スーツ姿ではできなかったことを挽回しているところ」。加藤さんの思いは市長時代と地続きとなっている。

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