3・11から10年 改めて考える地域の防災

社会

掲載号:2021年3月6日号

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 2011年3月11日の東日本大震災から10年が経過する今年。2月に福島や宮城で、かつての地震の余震とみられる大きな揺れが発生。関東でも負傷者が出たほか、停電に見舞われるなど10年前の出来事を思い出した人も多かった。この機会に改めて自然災害に対する備えを考えたい。

津波浸水

 神奈川県では東日本大震災を踏まえた検討を進め、津波の予測を行っている。15年公表のデータは、沿岸に最大クラスの津波をもたらすとされる5パターンの地震(マグニチュード8以上)による津波の高さ、浸水域を重ねて想定されている。

 大磯以西の沿岸で想定される最大規模の津波はどの地域も10m以上で、それら津波が3分から6分で到達。県内では最も早く最大波が到達する地域だ(※震源域の差異や第2波以降が最大になる場合も有)。

 各自治体ではホームページなどで津波ハザードマップを紹介している。浸水区域などを前もって把握し、的確な場所に避難できるよう備えておきたい。

台風などの風水害

 15年9月の関東・東北豪雨など、被害が甚大化する昨今の台風。発生前に住民一人ひとりが警戒レベルに応じた行動を把握しておくための「マイ・タイムライン」という取り組みがある。

 小田原市では昨年8月、地震と風水害時の避難行動を記した最新版の「わが家の避難行動マニュアル」(全戸配布)に、家庭ごとの記入欄があるマイ・タイムラインのページを設けた。風水害時の基準となる警戒レベル1から5までの確認事項と、各家庭で書き込む「わが家の動き」欄が盛り込まれている。同冊子は市HPからもダウンロードが可能。

 自助、共助、公助の考えの中で、急を要する災害時にまず求められるのが、自分自身や家族を守る自助の考え。災害への意識を日常に盛り込むことで、災害への対応力を高めておきたい。

小田原市のマイ・タイムライン記入シート
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