小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2021年4月10日
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湯河原町立吉浜小学校がこのほど、JAかながわ西湘が開催する「ベスト農園コンテスト」でグランプリを受賞した。授業の一環として取り組む米作りが評価された。
コンテストは、同JAが学校農園応援事業として資材費の助成を行なっている2市8町の小・中学校44校を対象に、食農に興味を持つ創意工夫度を審査し評価するもので開催は2回目。
同校では、湯河原町に田んぼがないことから米作りを知ってもらおうと6年前から行なっている。主に5年生を対象に苗の田植え、稲の刈り取りを体験し、家庭科の授業で育てた米を炊き食べるという。
吉浜小学校を3月29日に訪れた同JAの多田薫部長は「食べ物ができる過程を学ぶ良い取り組み」と評価した。同校の時村健太教諭は「体験することは子どもにとって大切なこと」と話した。