小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2021年4月10日
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小田原白梅ライオンズクラブ(村松直政会長)が3月、市内の昨年度小学6年生(1547人)にタイムカプセル郵便を贈った。コロナ禍によりさまざまな行事が制限された昨年度の6年生に「修学旅行に行けなかった卒業児童に共通体験を持ってもらいたい」との思いが込められている。
同クラブによる「未来の自分へのメッセージプロジェクト」は、思いや願いを込めたタイムカプセル郵便が8年後(2029年)の成人式前日に自宅へ届けられるもの。タイムカプセル郵便は同クラブを通じて各校に贈られ、現在は回収のとりまとめが行われている。
3月31日には村松会長らが市役所を訪れ守屋輝彦市長に目録を贈呈。「小田原の小学生に共通の『時間旅行』をプレゼントすることで、将来の思い出話になってもらえたら嬉しい」と話した。
クラブに感謝状を手渡した守屋市長も「8年後が楽しみな取り組み」と期待を語った。