小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2021年4月10日
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新型コロナウイルス感染症の最前線で奮闘する小田原市立病院の医療従事者に感謝のメッセージを伝えようと、城山中学校の生徒たちが3月31日、市長室を訪れ、全校生徒から集めた寄せ書き=写真下=を守屋輝彦市長らに手渡した。
市役所を訪問したのは生徒会長の冨山澄海(すかい)さん、副会長の半山瑛怜奈さん、島崎真羽(まなは)さん。コロナ禍に関する報道で医療従事者らに向けられる差別について知り、生徒同士で「少しでも自分たちが力になれることはないか」と話し合った。2月下旬、全校生徒に医療従事者への応援メッセージの提供を呼び掛けたところ、「不安もたくさんある中で皆のために働いてくれて、ありがとう」など数々の感謝の言葉が寄せられた。
冨山さんは「気を強く持ち、頑張ってください」と伝え、同院の川口竹男病院長は「応援の声は大きな励みになる」と話していた。