商議所が合同入社式
21事業所124人が参加
4月20日
小田原市母子寡婦福祉会(鳥居幸子会長)が4月17日、おだわら総合医療福祉会館でひとり親家庭に食品提供を行った。
同会では、ひとり親家庭や困窮世帯の支援活動を行っており、毎月の食品提供(フードバンク活動)もその一環だ。配布する食品調達や運搬、仕分け作業等の運営は、NPO法人報徳食品支援センターとヒルトン小田原リゾート&スパの2団体が主体となり1カ月ごと交互に実施している。
この日は同会とヒルトン小田原のスタッフ、小田原社会福祉協議会、市職員が参加。米飯や調味料、菓子などを74世帯228人分を段ボール箱に仕分けし、受け取りに来た家族に手渡した。
鳥居会長は、コロナ禍で食べるものが無いという声が急増しているといい、「母子家庭の若いお母さんと子どもが幸せに暮らせるように手助けしていきたい」と話した。ヒルトン小田原の高橋厚子さんは「少しでも地域のお役に立てれば。食品支援で食費がかからない分を、子どもたちの教育にかけてもらえるようになれば」と話した。