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南鴨宮 尾崎美穂さん 檜舞台でヴェール舞う 狂言師千三郎さんが協力

文化

公開:2021年5月15日

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京都の稽古場に立つ尾崎さん(左)と千三郎さん(尾崎さん提供)
京都の稽古場に立つ尾崎さん(左)と千三郎さん(尾崎さん提供)

 バレエの動きを基に、天然シルクヴェールをまとって踊る「ヴェールダンス」を考案した尾崎美穂さん(小田原市南鴨宮在住・45)が、狂言師・茂山千三郎さん(56)の京都北山にある稽古場で4月から教室を開いている。

 千三郎さんは人間国宝の祖父と父に師事し、大蔵流狂言師として活躍するだけでなく、ラジオパーソナリティーやオペラの演出なども務め、多岐にわたり狂言の魅力を発信している。

 尾崎さんは昨年末、友人に誘われ千三郎さんの舞台を京都で鑑賞。「静の中にある迫力と長い間かけて培われた洗練された動き、声の素晴らしさにも感動した」という。「伝統を重んじる空間で舞うことができれば、さらに自分のダンスを高められる」との思いから千三郎さんに連絡を取った。ヴェールダンスを見た千三郎さんは「新しいことに挑戦するあなたを応援したい」と自身の稽古場を開放し、教室の開催も後押ししてくれた。

 同時に千三郎さんに直接狂言の指導も受けるようになった尾崎さんは、伝統的なすり足などしなやかな所作に、「和の動きが発見の連続」と自身のダンスにも取り入れるようになった。

 「舞姫クラス」と題して4月25日に京都で開催した教室には、SNSなどを通じて成人女性8人と子ども3人が参加。「場のエネルギーもあり、体と心が自由に羽ばたく感じだった。次回も参加したい」と感想も寄せられ、手応えを感じているという。舞姫クラスは月1回の開催予定。尾崎さんは「将来は伝統的な狂言の動きをきちんと身に付け、千三郎さんと共演を目標に続けていきたい」と夢を語った。

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