♯1シンボルマーク 「結」に込めた伝統と新しさ 書道家 永井香峰(こうほう)さん

文化

掲載号:2021年5月15日号

  • LINE
  • hatena
真剣な眼差しで書に向かう永井さん
真剣な眼差しで書に向かう永井さん

 新たな芸術文化創造活動の拠点となる市民ホール「小田原三の丸ホール」が9月5日(日)に開館する。そのシンボルマークは小田原市在住の書道家・永井香峰(理香子)さん(53)の作品だ。

 永井さんは書道家の父の影響で幼少から書道に親しみ、23歳で師範の資格を取得。2児の子育てがひと段落した2016年に日本最大級の「毎日書道展」に初出品し入選。以来、同展ほか「奎星(けいせい)展」などの書道展で活躍する。点と線の結合で表現する「前衛」を専門に、芸術性に富んだ作品を生み出し続けている。

 市民ホール整備に関わる市の関係者から連絡があったのは20年の春。昨年秋のの市民書道展に出品した作品を見て、「ホールのコンセプトである『結(ゆい)』の字をデフォルメし、筆の良さを生かしたシンボルマークを作りたい」と依頼を受けた。「突然降ってきた話で驚いたが、書をシンボルマークとするホールは全国的に珍しい試み。挑戦したい気持ちが勝った」という。

 コンセプトである「結」は、人と人、小田原と世界、文化芸術をつなぐ文字。書体を決めず思いつくままに筆を躍らせた。一気に十数枚を書き上げ、その作品を基にさらに関係者と論議を進め、「そのまま読めるものではなく、連想を膨らませるもの」に発展。結の成り立ちである「糸」と「吉」を組み合わせ、さらに3つの〇を表現した現在のシンボルマークを完成させたという。

 「伝統を生かしつつ、新しさもある、小田原らしさを表現したかった」と永井さん。現在、シンボルマークを使ったグッズ展開なども検討が進められている。また、これまでの試作品25点ほどを展示する「結展」も来年3月に新ホールで計画中だ。永井さんは「シンボルマークをきっかけに、会話が生まれたらうれしい」と開館に向け、思いを馳せた。

瀬戸建設 SDGs宣言

住み続けたくなるまちづくりに貢献するため、SDGsの達成に尽力します。

http://www.setoken.co.jp

<PR>

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

初戦制しシーズンに弾み

ベルマーレフットサル

初戦制しシーズンに弾み スポーツ

12日はホーム開幕マッチ

6月12日号

医療機関が市民に連絡

ワクチンキャンセル分

医療機関が市民に連絡 社会

6月12日号

小田原市に100万円を寄付

ソロプチミスト小田原

小田原市に100万円を寄付 社会

奉仕の精神50年

6月12日号

小田原を知る まち歩き

6月27日 SDGs体感事業

小田原を知る まち歩き 社会

アプリ「まちのコイン」利用

6月12日号

小田原城アートナウ開催中

城下町の芸術展

小田原城アートナウ開催中 文化

6月12日号

「日々の生活にSDGsを」

「日々の生活にSDGsを」 社会

小泉大臣インタビュー

6月12日号

あっとほーむデスク

  • 6月5日0:00更新

  • 5月29日0:00更新

  • 5月22日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年6月12日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter