小田原箱根商工会議所の2021年度会員大会が5月19日、同商議所会館で行われた。
会場やオンラインで参加した会員に向けて、鈴木悌介会頭が事業計画を発表した。会頭所信では、新幹線の利用者減、老舗企業の経営難、テレワークの普及など新型コロナ感染拡大により起こった社会変化を示し、「早晩起こったであろう『来たるべき未来』を、コロナがひと足早く連れてきて垣間見せられているのでは」と指摘。各事業所が弱点・課題、強みなどを再認識する中で、「見えてきた課題に向き合い真摯に取り組むことが、コロナからの回復を遂げ、来たるべき未来を創っていくことになる」との考えを示した。
続いて、7項目の重点施策を発表した。新型コロナ対応では、感染拡大防止のノウハウ提供や資金調達といった支援の「守り」、ポスト/ウィズコロナ時代に求められる販売方法や商品・サービスの開発、事業転換など「攻め」の双方の視点で取り組むとした。
大会には、来賓として守屋輝彦小田原市長、勝俣浩行箱根町長も出席した。
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