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アップサイクルで530(ごみゼロ)を 国府津から「ひと工夫」発信

社会

公開:2021年6月5日

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自身の作品を紹介する佐別当さん(写真上)。自転車などの部品から製品を作る山本さん
自身の作品を紹介する佐別当さん(写真上)。自転車などの部品から製品を作る山本さん

 国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)推進の気運が高まる中、廃材にアイデアを加え、新たな価値を生み出す「アップサイクル」活動が、小田原市内でも広まりつつある。5月30日、「ごみゼロ」をテーマにした催しが、国府津のイベントスペースで開催された。

 トーク企画では都内でソーシャルアーティスト「えりくも」として活動する佐別当(さべっとう)絵里さん(10)が登壇。不要となったアイシャドウや毛糸で制作したマネキンなど、工夫を凝らした自身の作品を紹介し、注目を集めた。「見てくれてうれしい。これからも新しい作品を創っていきたい」

 昨年、市内栄町にアトリエ「toko gunung」をオープンした造形作家の山本敦さんは、自転車のタイヤを加工したバッグや、チューブから作った椅子などを展示。「作品を見た多くの人の環境意識の向上につながれば」と言葉に力を込める。

 また、西湘プロレスのレスラーたちは市民有志らと共に、国府津海岸などのクリーン活動を実施。「今後も毎月清掃を継続したい」と熱意を示した。

ひと手間で新たな価値を

 地域の市民団体と協力し、イベントを企画したのは建築士の杉山大輔さん。「建築現場でも日頃の生活でも、多くのごみを出すのはもったいないと感じる。ひと手間掛けることで廃材はセンスの良い製品に変わり、価値を何百倍にも高められる。今後も関連イベントを開催し、ごみを減らす工夫やアップサイクルの魅力を小田原から発信していきたい」と意欲を語った。

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