5月の県予選を勝ち抜いた旭丘高の陸上選手は、円盤投げとやり投げで3年の岡優我さん、走り高跳びは2年生コンビの山中健太さんと小松碧海さん。
3選手とも怪我を抱えながらの県予選出場だったが、足の甲を骨折していた岡選手は2種目で自己ベスト更新で入賞(やり投げ3位、円盤投げ5位)。膝や足首の不調で挑んだ高跳び2選手はともに1m85の3位と、3選手で関東大会への切符を手にした。
岡選手は「大会直前の仕上がりは自信があったので、自己ベストは出せたが納得できない結果になった。今は治療に専念して万全の状態で挑みたい」と意気込みを語る。高跳びの2選手は「足への負担があり、助走からスピードに乗り切れなかった」(山中選手)、「持ち味の俊敏さが生かせず、個々の技術がつなげられず、課題だらけの結果」(小松選手)と悔しさを滲ませる。
6月18日(金)から川崎で始まる関東大会に向け、治療やトレーニングなどにも励む3選手を含め、部員全員の信頼関係が築けているのが旭丘の魅力。3選手とも口をそろえ「種目や学年も関係なくアドバイスし、高め合える仲」と笑顔で語る。県でもトップクラスだと自負するコミュニケーションを武器に、目指すは同校初となる3選手でのインターハイ出場だ。
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