小田原城北工業高校デザイン科の生徒によるパッカー車(ゴミ収集車)のペイントが、7月8日から始まった。
パッカー車のイメージを明るくしたいと、(株)小田原衛生美化サービスの呼び掛けで1993年に始まった同活動。今回で29台目となる。
今年は「キラキラ」をテーマに、車体全体に色とりどりの花々を描く。デザインを考案したのは北村小春さん(2年)。「小さい頃から小田原フラワーガーデンが好きで何度も訪れた。そこで出合ったヒスイカズラやアガパンサスなど可愛い花をたくさん描きたいと思った」という。
リーダーの川本鈴華さん(2年)は「皆で投票した結果、圧倒的に多くの票を集めて採用が決まった。どの世代にも愛されるような素敵なデザイン」と笑顔で話した。
ペイントに当たるのは、デザイン科の1、2年生約20人。放課後、校内の作業場に集まり、制作を進めていく。同校によると、完成予定は8月6日。秋の文化祭でお披露目した後、実際にこの車両が街を走る。