小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2021年7月31日
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小田原市環境政策課は7月27日、生涯学習センターけやき(小田原市荻窪)で「夏休み子ども環境教室」を開催した。市内の小学生20人が参加し、地球規模で広がるプラスチックごみ問題に関する体験学習を行った。
講師は地域の海や川でごみ拾い活動をしている市民ボランティア団体「プラごみゼロチームおだわら」のメンバーたち。台風で酒匂川に溜まったごみはどこから来たのか、その後どうなるかなど、身近な話題から子どもたちの環境問題への関心を高めた。酒匂川河口で採集した土砂から、5mm以下の小さな粒子となったマイクロプラスチックを探す体験も実施。楽しみながら環境問題を考えられるよう趣向を凝らしており、参加した小学生は「いろいろな形や大きさのマイクロプラスチックがあって、探すのが楽しかった」と振り返った。
同団体のリーダーを務める最勝寺朋子さんは「海洋プラごみ問題が身近なことであると知ってもらうきっかけになったと思う。水筒を持参する、過剰包装のものを避けるなど、自分たちの行動を変えようと考えてもらえたら」と話した。
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