小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2021年7月31日
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今年3月に文部科学省の検定で新たに自由社の中学歴史教科書が合格したことに伴い、小田原市教育委員会は7月27日、定例会で2022年度から24年度まで使用する中学歴史教科書の再採択を実施。全員一致で昨年の採択と同じ、帝国書院の歴史教科書が選ばれた。
教科書は文部科学省の検定で合格したものの中から4年に1度、採択地区ごとに比較検討が行われており、直近では昨年8月に21年度から4年間使用する教科書が採択された。小田原市では中学の歴史教科書を帝国書院に決定しており、今年度から既に使用している。
定例会では栁下正祐教育長と4人の教育委員が、自由社を加えた8社を比較検討した上で意見を出し合った。帝国書院の教科書については「興味関心を高める工夫がされている」「問いかけや振り返りが多く、歴史を通じてグローバルな視点を抱ける」「資料が豊富で見やすい」などの意見が述べられた。