小田原三の丸ホール 古典芸能で幕開け 文化・芸術 創造の拠点に

文化

掲載号:2021年9月18日号

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「三番叟」を披露した野村萬斎氏(市提供、撮影・政川慎治)
「三番叟」を披露した野村萬斎氏(市提供、撮影・政川慎治)

 小田原市民ホール(小田原三の丸ホール)の開館記念式典が9月12日に開催された。抽選で当選した一般市民約200人のほか、来賓・招待客ら約200人が訪れた。

 こけら落としとして、狂言師の野村萬斎氏による「三番叟(さんばんそう)『神秘域(かみひそみいき)』」が披露された。企画・舞台構成は、小田原ふるさと大使で現代美術作家の杉本博司氏。「三番叟」は能楽における神事・祈祷の演目のひとつで、五穀豊穣を祝う舞といわれる。前半の「揉ノ段」は力強く足拍子を踏み、農事における地固めの様相を示す。後半の「鈴ノ段」では黒式尉の面をかけて鈴を振り、種まきの所作を思わせた。萬斎氏の舞いに会場は神聖な雰囲気に包まれ公演後、観客から拍手が送られた。

 杉本氏は「三番叟は日本に伝わる芸能の中でも、最も古い形式を留める古曲。古来より気配としてのみ現れる神の姿を現代の日本にあっても、確実に存在することを目の当たりにする」と舞台構成の意図を話した。

 公演終了後、会場が厳かな雰囲気に包まれる中、守屋輝彦市長が袴姿で登壇。「今後皆さまに愛される施設になるよう、誠心誠意努めてまいります」と口上を述べた。また式典では、同ホールの開館に関わった事業者や寄付者に感謝状が贈呈された。

 同ホールでは、小田原市民会館を主な活動拠点としていた団体の「市民優待企画事業」も進めている。守屋市長は「イベントを主催する側としてもぜひ、ホールの使い勝手の良さを実感していただきたい」と、市民に向けた言葉を残した。
 

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