まちへ感謝の思い、浄財として役立てて――。
湯河原町役場で9月22日、町内在住者の遺言に基づいた寄付の受領式が行われた。
同式には冨田幸宏町長と遺言執行者の國原聖史行政書士らが出席。遺贈する743万735円の目録が冨田町長に手渡された。
國原氏によると遺言者は2008年に横浜から同町に移住した女性。18年に夫が死去した頃、同町地域包括支援センターを通じてさまざまな相談を受けていたという。
「介護課の対応に感謝していて、大好きだった湯河原町に死後の財産を寄付したいとの思いが強く、遺言公正証書を作成した」と國原氏。同町は希望を受け「まちづくり寄附金」として、福祉・健康に関する事業に役立てられるという。
目録を受け取った冨田町長は「独居や老々介護などの課題に加え、地域では新型コロナウイルスの影響により繋がりが途切れている。遺言者の思いを町で共有し、役立てていきたい」と話した。
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