真鶴町選挙管理委員会は10月11日、9月の同町議選で当選した木村勇氏、山下亜美氏について、有権者から「当選は無効」とする主旨の異議申出書が10月5日付で提出されたと発表した。8日に会議を開いて審議した結果、申出書を受理することを決定した。
同選管によると申出書には両氏について「選挙期日前3カ月に町内での生活実態、居住期間を満たしておらず、当該選挙の選挙権の要件『引き続き3箇月以上市町村の区域内に住所を有する者』とはいえないため、当選は無効」との主旨が記されているという。
当社の取材に対し、木村氏は「真鶴町には5月末から住んでいる。証拠の書類を揃えて対応していく」、山下氏は「3カ月以上居住している。生活実態を証明できる資料を提出し、調査に協力したい」と話している。
同選管は「今後、十分な調査を行った上で審理を進め、最終的な結果を11月中旬までには公表したい」としている。
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