小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2021年11月6日
エリアトップへ
小田原市出身のアニメーション監督で、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季(よしゆき)さんが2021年度の文化功労者に選出された。文化功労者は文化向上に関して顕著な業績を上げた人に授与される称号。
富野さんは日本大学芸術学部映画学科を卒業後、手塚治虫氏が創設したアニメーション製作会社「虫プロダクション」に入社。TV アニメ『鉄腕アトム』に携わった。
1979年にテレビ放映を開始した人気ロボットアニメシリーズ『機動戦士ガンダム』を生み出したほか、様々な作品を手掛けている。
また富野さんは7月に市にゆかりがある著名人に市の魅力や情報をPR してもらう「小田原ふるさと大使」に任命されている。守屋輝彦市長は「今なお世代を超え、多くの方々に愛され続けているご功績の賜物。心よりお祝い申し上げます。今後も日本のアニメーション文化をけん引し、世界へその価値を発信されることを多くの市民とともに期待しています」とたたえた。