小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2021年11月13日
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小田原俳句協会(池田忠山会長=人物風土記で紹介)が11月3日の文化の日、おだわら市民交流センターUMECOで「小田原文化の日俳句大会」を初めて開催した。
同会は1954年に設立。俳句文化の向上や魅力を伝えるために市民文化祭に参加して大会を実施していたが、昨年、今年と文化祭が行われなかったため、独自に大会を企画した。
当日は70人が参加し、感染症対策を講じて実施。事前に題を決めて募集した「兼題」の部の表彰や、その場で題を出して句を作る「席題」の大会などがあった。
また同協会の会長を32年間務めた佃悦夫名誉会長が協会報で連載した内容をまとめた一冊『俳句の岸辺』の贈呈式もあった。
池田会長は「新型コロナの影響で、一堂に会する大会を開けたのは1年9カ月ぶり。兼題の部では過去最多の278組・556句の応募があった。久々に皆さんのお顔を見てほっとした」と話した。小田原俳句協会会長賞(最高位)を獲得した作品は以下の通り(敬称略)。
▽兼題/鵙の贄風のかたちに乾らびをり・大澤秀子(海老名市)▽席題/木の瘤の慈顔仏顔小鳥来る・清水呑舟(茅ヶ崎市)
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