大雄山線飯田岡駅ホームに11月13日、巨大な小田原フラワーガーデンの看板が登場した。
この看板をデザイン・制作したのは小田原城北工業高校デザイン科の3年生。「コロナ禍で活躍の場を失っている高校生を応援したい」と大雄山線管理所(相良幸宏管区長)、小田原フラワーガーデン(田代博美園長)、(株)デコリア(松澤博司代表)が協力し実施している事業で、昨年に続き、今回で2回目。
生徒たちは、デコリアから提供された黒板壁紙「Black board」に、看板のクライアントである小田原フラワーガーデンや設置場所となる大雄山線管理所と相談しながらデザインを決め、約2カ月かけて作品を完成させた。
13日に開かれた除幕式には関係者が集合=写真。ハイビスカスやバラなどがちりばめられた看板に相良管区長と田代園長も「オーダー通りの作品」と喜びを語った。デザインを担当した渡邊瑠菜さんは「明るくてトロピカルな印象を心掛けた」という。松澤代表は「作品の制作で終わらせず、生徒たちの学びの場になれば。続けていきたい」と話していた。