小田原・箱根・湯河原・真鶴版
掲載号:2021年12月4日号
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崎村調理師専門学校(小田原市城山)に通う生徒が11月26日、同校で漆食器に模様を付けていく作業の体験を行った。
食に関わる地域文化に学生も触れてもらおうと初めて行われた企画。当日は小田原漆器を取り扱う大川木工所(市内南板橋)の伝統工芸士、大川肇さんが、水を含ませた専用の紙やすりで汁椀などに模様を入れていく「研ぎ出し」を伝えた。
参加した10人の学生は大川さんの指導の下、漆食器に思い思いの模様を入れていった。参加した栗原すみれさん(2年)は「食に携わる文化を知ることで将来、お客さまにも伝えることができると思う」と話した。
使われた食器類は大川さんによって仕上げ作業が行われ、今後生徒の作品発表などでも活用される予定だという。
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