小田原相撲連盟(田川順也会長・岸田光弘監督)の高原浩久(こうく)君(東富水小4年)が12月5日(日)に両国国技館で行われる「JOCジュニアオリンピックカップ第34回全日本小学生相撲優勝大会」に出場する。
同大会は公益財団法人日本相撲連盟が主催。高原君は地区予選を勝ち進んだ32人による「小学4年生以下の部」に臨む。
兄の影響で2年ほど前から相撲を始めた高原君。「最初は稽古がきつかったけれど、大会でメダルをもらってからもっと頑張りたいと思った」と力強く話す。週2回、旭丘高校で中高生とも一緒に稽古を重ねてきた。その努力が実り6月の県予選、10月の関東予選で準優勝。全国大会の出場権を獲得した。岸田監督は「キレのある相撲が持ち味」とコメント。153cm・70kgと、小学4年生の平均を超えた大きな体格からスピード感のある動きを出せることが魅力という。「練習熱心で、これから伸びると思う」と期待を寄せる。
RF(リアルファイティング)武道空手道で全国優勝の経験はあるものの、相撲の大舞台は初。高原君は「努力してきたことを出して優勝を目指したい」と意気込んだ。