小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2022年1月8日
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真剣な表情で目標に向けボールを投げる生徒（12月17日）
小田原・下地区中学校総合体育大会「第５回ボッチャ大会」が、12月10日と17日、小田原アリーナで行われた。
同ボッチャ大会は、１市３町の中学校の特別支援学級に通う生徒により実施され、総合体育大会の「パラスポーツの部」として、他競技と同等に位置づけられている。
今年度は新型コロナの影響で分散開催となり、２日間で14校・約１６０人の生徒が参加。試合では生徒は順番に狙いを定めてボールを投げ、チームメイトは声援を送った。優勝は10日が酒匂中、17日が橘中だった。
大会に参加した佐藤花芳子さん（城南中１年）は「少し緊張しました。ジャックボールに近づけるのは難しかったけれど、ボールを投げるのは楽しかった」と振り返った。中体連パラスポーツ専門部長・柳下仁志さんは「生徒たちは真剣勝負を楽しむ機会が少ない。大会は、みんなで勝った負けたを体験できる貴重な機会になったと思う」と意義を話した。
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