「関東大震災をふりかえり、これからの防災に活かす」と題した防災講演会(主催・神奈川地学会、箱根ジオパーク推進協議会)が昨年12月、小田原市役所で開催された。市内外から約80人が来場し、震災への対策などを学んだ。
1923年9月1日に発生し、首都圏をはじめ、震源地とされる神奈川県西部にも未曾有の被害を及ぼした関東大震災。2023年で発生から100年を迎えるのを前に、主催者は改めて地域での防災について考えてほしいと、同講演会を実施した。
講師として、(一財)砂防フロンティア整備推進機構の井上公夫さんが、関東大震災での市内根府川地区の被害状況などを解説。震災で崩れた根府川付近のトンネルや、県道のモノクロ写真をスライドで紹介するなどした。
また、根府川にある宿泊施設「離れのやど 星ヶ山」の内田昭光さんは、関東大震災を経験した実の父親の体験談を紹介。「本震が起きてからの5分間が勝負。それが生死を分けることもあると、父が話していたのが忘れられない」と語った。
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