1年の安全祈願や防火意識、消防団員らの士気高揚を目的とした新春恒例行事「小田原市消防出初式」が1月11日に行われた。
今年は感染症対策を講じて関係者のみで、昨年開館した「小田原三の丸ホール」で表彰と式典を実施。守屋輝彦小田原市長は「さまざまな災害に対応できるよう消防力の充実に努めるとともに、消防団や地域の関係機関と緊密な連携を図り、市民の生命財産を災害から守り、『世界が憧れるまち小田原』を目指し取り組んでまいります」と式辞を述べた。また中村和久小田原市消防団長は「コロナ禍のため、訓練等の消防団活動も制約を受けざるを得ない大変な時期ではありますが、今後も消防団の使命を肝に銘じて、一致団結して活動に取り組む」とし、「消防団の組織強化、そして団員一人ひとりの資質の向上を図るとともに『信頼される小田原市消防団』を目指し、団員一丸となって日々精進する」と誓った。
また当日は雨天のため小田原三の丸ホールで学校法人武藤学園友愛幼稚園の幼年消防クラブによる演技と小田原古式消防記念会のまとい振り込み、お堀端通りで一斉放水が行われた。
なお感染症拡大防止のため湯河原町は式典のみの縮小開催、箱根町と真鶴町は中止した。
【表彰受賞者はWeb版タウンニュースで紹介】