給食から育む郷土愛 展示でみる小田原市の学校給食

文化

掲載号:2022年1月29日号

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市役所2階市民談話ロビーで開催中の「学校給食展」
市役所2階市民談話ロビーで開催中の「学校給食展」

 1月24日から30日の「全国学校給食週間」に合わせ2月4日(金)まで、小田原市役所2階の市民談話ロビーで「小田原市学校給食展」が開催されている。市内の学校給食の歴史や、食育の取り組みが紹介されている。小田原市の給食について調べた。

 小田原市の学校給食は、1947(昭和22)年、小学校8校で導入された。当時は味噌汁またはミルクの「補食給食」で、主食とおかずがついた完全給食は51年から開始した。72年には中学校10校で完全給食が始まった。

 現在は小学校20校で学校内に調理場がある「単独調理校方式」、5校と中学校11校、幼稚園2園で「共同調理場方式」を取り入れて子どもたちに給食を提供している。

補食から食育へ

 2004年度から05年度に「地産地消促進事業計画」に基づき、県水産課や地元の蒲鉾、塩干組合と共同研究して郷土の味を学校給食に活用。その後も市農政課やJAかながわ西湘と連携し地元の有機栽培の果物や低農薬の野菜を使用するなど、地産地消事業を進めている。また05年の「食育基本法」制定で国全体で食育を推進するようになり、学校給食でも食文化の継承や地域の産物を使用した教材としての献立作成が始まった。

 各校や共同調理場の栄養士考案の「梅丸ラーメン」や「おだわらっ子おでん」といった「小田原献立」なども生まれた。市担当者によると「小田原献立は児童生徒に好評で、傾向として残食率が少なくなっている」という。

 さらに他市と繋がった「食育」も。16年に北条氏政・氏照・氏邦の3兄弟が領土を治めた小田原市と八王子市、埼玉県寄居町が姉妹都市締結をしたことを機に昨年7月、八王子市が各市町の食材を使った「北条三兄弟絆献立」を実施。小田原市も11月に市内公立小中学校で「八王子ラーメン」をメニューに取り入れ、食を通した交流を行った。市担当者は「今後もこういった事業を進めながら食育の推進を図りたい」と話す。

 学校給食展では小田原献立のレシピ集も配布。31日から2月4日までは市役所7階食堂で「梅丸ラーメン」が登場する。いずれも数量限定(土日休)。

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