小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2022年5月21日
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湯河原町にある総合運動公園内の茶畑で5月6日、町内の3小学校の児童約140人が茶摘みを体験した=写真。
これは、地域で栽培される茶葉を摘む体験を通じ、農業に理解を深めてもらおうと町が進めている校外体験学習推進事業の一環。町教育委員会によると、例年この時期に実施していたが、近年は悪天候やコロナ禍の影響で中止が続き、この日は3年ぶりの再開となった。
摘み取り方の指導にあたったのは、農事組合法人南郷協同組合のメンバー。「根気のいる作業ですが、楽しい思い出にしてください」と子どもたちに声を掛けると、茶摘み体験が始まった。
かごを片手に次々と茶葉を摘み取る児童たち。「お茶の匂いはまだしない。葉っぱの匂いだね」「あっ、虫がいた!」など、体験中もさまざまな「新発見」に胸を躍らせていた。体験を終え「初めてやったけど、楽しかった」「早くお茶を飲みたいな」と話していた。