小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2022年5月21日
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真鶴町の松本一彦町長が選挙人名簿抄本を不正コピーした問題を巡り、5月12日に開かれた町議会の総務経済常任委員会で、町長が持ち出した名簿を支援者3人にも見せていたことが分かった。町議の追及を受け、松本町長が認めた。
松本町長は名簿内の情報をパソコンに入力する作業をこの3人に手伝わせていた。名簿には有権者の氏名、住所などのほか、投票状況も示されていた。
一連の不正コピー問題では、調査にあたった町第三者委員会が報告書をまとめ、4月28日に町に提出している。松本町長は同委の調査で、名簿を町議ら3人に渡していたことを認めたが、支援者3人にも流出させたことは伝えていなかった。
新たな事実の発覚を受け、町は「守秘義務違反の度合いが強まったのでは」とし、早ければ6月には刑事告発するとした。 (5月18日起稿)
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