スポーツ、自然、歴史、アート、そしてたくさんの笑顔。小田原箱根商工会議所(鈴木悌介会頭)が地域の「宝物」をテーマに動画を制作した。5月下旬に公開予定だ。
5月10日の商議所会員大会でひと足早くお披露目されたこの動画は、ラグビーW杯、オリンピックパラリンピックに関連したレガシーを遺そうという企画。小田原市、箱根町が海外代表チームの事前合宿地やホストタウンとなったことを契機に、「再発見」した地域の魅力を世界に向けて発信する内容だ。
制作を担当したのは、同商議所の諮問機関TOKYO2020タスクフォース(鈴木聖委員長)。これまでに、市と連携して小田原城址公園でのパラリンピック採火式などを手掛けている。動画は昨年7月から、コンセプトや伝えたいメッセージなどの検討を重ねてきた。
完成した3分半ほどの映像には、ラグビーのオーストラリア代表やブータンのパラリンピック代表選手、地元との交流など大会に関連した活動の記録と共に、小田原城や芦ノ湖、北條五代祭りなどが次々と映し出される。
作中で軽やかに流れているバイオリンは、小田原市在住の式町水晶(みずき)さんによる演奏だ。式町さんは脳性まひのハンデを抱えながらバイオリニストとして活躍中で、パラリンピック閉会式会場でも演奏した。
鈴木会頭は、「世界とつながる機会を通じて、私たちはわが小田原、箱根の宝物を再発見しました。歴史や自然のすばらしさに加えて、年齢、性別、障がいのあるなしに拘らず、様々な人たちが交わりイキイキと暮らしているこの地の魅力をより多くの方々に知っていただきたいとの思いを、この動画に込めました。国境を越えて、より多くの顔の見える友達が増えますようにと祈りつつ」と思いを述べている。
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