小田原城北ロータリークラブ(柳井渉会長)の例会が5月24日、小田原市鬼柳の例会場で開かれた。同クラブで2019年から「みんなでプラスチックごみ・ゼロ運動」に取り組んでいることから、会食後の卓話に「プラごみゼロチームおだわら」の最勝寺朋子さんと新井清一さんを招き、小田原の川・海のプラスチックごみについて学んだ=写真。
チームおだわらは、2019年に発生した台風19号の影響で酒匂川に集まった大量のゴミ問題を解決しようと、おだわら市民学校の卒業生で発足した団体。定期的なごみ拾いを通して、プラごみによる海洋汚染について考える啓発活動にも力を入れている。
卓話では、スライドで実際に小田原で回収されたプラごみを紹介しながら、特に問題になっている5mm以下のマイクロプラスチックごみの種類などを学んだ。柳井会長は「より意識を高く、クラブとしても取り組んでいきたい」と話した。また、同チームの活動を支援するため、トングなどの購入費5万円を寄付した。