小田原市久野にある小田原警察署久野駐在所に勤務する署員らを激励しようと、県警察官友の会小田原地区会の神戸洋一会長、同署の野崎剛志署長らは7月20日、同駐在所を訪問した。
同会は小田原警察署管内1市3町にある駐在所17カ所のうち、年に1回1カ所ずつ激励訪問をしている。
2020年春から久野駐在所に勤務しているのは大槻章吾巡査長(31)。妻の亜美さん(31)と小学生の長女、幼稚園児の次女とともに生活しながら、地域の治安維持に努めている。
大槻巡査長は山北町出身。父親が警察官で、自身も幼少の頃から警察官になりたいと考えていた。「駐在所勤務は、地域に根差した活動ができるところに魅力を感じていたので、かねてから希望していた」という大槻巡査長。亜美さんは「地域の皆さんが温かく迎えてくれて、ここに来られて良かったと思っている」と話した。
神戸会長は「若手駐在所勤務員として、日頃から久野地域のために尽力してくれて大変心強い」、野崎署長は「勤務員を支えていただいている奥様の協力に感謝します」と話した。